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2025.8.08EVENT

sees talk開催〈公民連携と宿から考えるまちづくり〉

Schedule 2025.9.1 19:00-21:00

まちづくりの入り口となる、宿のかたち

私たちが普段、日常的に感じる伊那谷の豊かさや面白さ。

暮らしの中で感じるこの伊那谷の豊かさと面白さを、外から遊びに来た方にもじっくり味わってもらうためには、観光地だけでなく、その地域で滞在する「宿」という場所も大きな役割を持つのではないでしょうか。

今回はお隣の愛知県岡崎市で、2020年にまちの一番古いカメラ屋さんをリノベーションしてつくったという「Okazaki Micro Hotel ANGLE」を経営する飯田さんをゲストにお招きしました。

宿がまちの入り口となって、地域の魅力を暮らしレベルで知ってもらうことで、愛着が生まれ、そこから最終的に、宿を目的にその地域に訪れたり、移り住んで一緒に仕事に取り組む仲間が増えたりなど、宿という切り口から新しい観光のかたちも生み出している飯田さん。

まちの日常を知ってもらう、あったらいいなと思う宿づくりについてお話を伺おうと思います。

公民連携でとりくむまちづくりの事例紹介

ホテルANGLEの正面には「篭田公園」という広場があります。

この公園は、岡崎市(行政)のまちづくり事業の一環として地域のプレイヤーたちが協力し生まれ変わったことで、現在ではまちの人たちが集い憩う行きた場所になったそうです。

ANGLEの宿泊者がふらっと寄ってコーヒーを飲んだり、地域の人が散歩の休憩に使ったり。最近は学生が勉強していたりと、様々な日常の風景がここから生まれているそう。

公民連携は今や様々な自治体でテーマのひとつとなっていますが、行政と民間企業、市民それぞれが一緒に事業を進めていくことは決して簡単なことではありません。

それぞれの役割やできることを認識し活かしながら、「このまちにあったらいいな」と思うものを一緒につくりあげている岡崎市の事例を学びながら、伊那谷のまちづくりについて一緒に思いを巡らせてみませんか?

トークイベントについて
  • 【日時】2025年9月1日(月)19:00〜21:00(開場18:30)
  • 【場所】inadani sees(伊那市西箕輪7200-27)
  • 【参加費】無料
  • 【お申込み方法】事前にこちらのGoogle Formへの入力をお願いします 

スケジュール

-18:30 受付開始
-19:00 トークセッション
-20:00 QAセッション
-20:15 交流会(任意参加)
-20:30 解散

トークゲストプロフィール

飯田圭(いいだ けい)さん
合同会社シテン代表社員、株式会社キテン取締役

1989年4月生まれ 山梨県笛吹市出身。

青山学院大学総合文化政策学部卒業後、Uターンし、2012年山梨中央銀行にて勤務。同時期に「こうふのまちの芸術祭」参画、空き家を友人と改装し、イベントを実施。その後シェアスペースに。その他地域で多数イベント実施。

2016年1月より愛知県岡崎市の中小企業支援施設に転職をきっかけに移住。

2017年より、スノーピークビジネスソリューションズに関わり、地域で人間らしく働くことを考える場「Camping Office osoto」立ち上げ、責任者を4年間担う。

2020年6月、市内で最初に出来た元カメラ屋ビルをリノベーションし、 6部屋個室のマイクロホテル「Okazaki Micro Hotel ANGLE」を立ち上げ。

また、宿泊で暮らす体験をし、その後住むに繋げるために、朝市に徒歩1秒で行けるレジデンスMorning Market Residence大家も行う。

また、それらを軸に、「まちの編集室」を目指す合同会社シテンを経営し、地域や地域事業者の広義の意味での編集やディレクションを行う。

現在は、岡崎市の中山間エリア額田地区での195年続く酒蔵、柴田酒造場と簡易郵便局を改装し、新たに1棟貸し宿を準備中。

こんなかたにおすすめの企画です!
  • 地域に根差したマイクロホテル、宿、ゲストハウスなどに興味関心のある方
  • 企業や行政などで、公民連携に取り組まれている/これから取り組もうとしている方
  • 地域づくり、まちづくりに興味関心のある学生や社会人

inadani seesでは、農や森に関するトークや、地域資源や環境資源、つづいていくまちづくりに関わる「こんな話を聞いてみたい」というトピックを、〈sees talk〉というトークイベントとして今後も開催していきたいと思っています^^

みなさんのご参加をお待ちしています!

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