中国から広まったとされる、「チャ」という植物。
もともと薬として重宝されていた「チャ」は、陸や海を旅しながら、世界各地の風土や文化と混ざり合いました。
イギリスのティーも、インドのチャイも、いつもの緑茶も。もとをたどればみんな「チャ」です。
土地の素材と出会ったり、ときにはチャの木以外の植物を取り入れたり。
その土地土地に合わせて、おおらかに、やわらかく変化してきたからこそ、世界中で「オチャ文化」が育まれています。
でも、どんなにカタチを変えても、飲んだあとに「ふぅ」と息をつきたくなるのはきっと同じ。
それはいつだって、私たちの心をほぐし、人と人を心地よくつなげてくれる。
信州で「チャ」がとれるのは一部の地域だけだけど、畑にも、森にも、いろいろな素材があります。
伊那谷の風土からこれからの「オチャ文化」が生まれるとしたら、どんなものになるだろう。
「チャ」がたどってきた旅路に思いをはせ、伊那谷らしいこれからの「オチャ文化」を考える。
オチャラボ、はじまります。
オチャラボでは、「チャ」や伊那谷にあるさまざまな素材を知る6回の連続講座を開催します。
素材と向き合い、つくりたい「オチャの時間」を想像してみましょう。
最終回はお披露目会として、伊那谷を表現するお茶会を開催します。
・9/6(土)10:00 – 12:00 Vol.0「お茶しましょうのキックオフ(自己紹介など)」
・10/4(土)10:00 – 12:00 素材を知る Vol.01「日本茶、紅茶、中国茶」(講師:丸谷)
製法による味の違いや、日本各地の伝統茶から、歴史や風土に絡めたこれからのオチャ文化を考えてみましょう。
・11/1(土)10:00 – 12:00 素材を知る Vol.02「樹木、野草」(講師:黒岩)
伊那の森の素材を中心に、野生の植物の味と香りに触れてみましょう。
・12/6(土)10:00 – 12:00 素材を知る Vol.03「野菜、果物、穀物」
*現在10〜12月の間でゲスト講師の方を調整中です。
*各回のテーマは順序が変わる可能性があります。
・1月 応用編 Vol.01 素材を混ぜて、重ねて、組み合わせてみましょう。
・2月 応用編 Vol.02
・3月 伊那谷を表現するお茶会開催
*1月以降の日程はメンバー内で相談して決定予定。
地域の風土とお茶との関わり方、素材の選定や抽出方法、味わいの組み立て方などを教えていただく予定です。お楽しみに!
10名
6,000円(税込)
*講座全6回の参加費が含まれています。
下記のフォームよりお申込みください。【申込〆切:8/31(日)中】
https://forms.gle/WGJQeWrctAU1LADe6
*9~12月の全日程にご参加いただける方が優先となります。
*応募多数の場合は選考になる可能性があります。
・お茶や食に興味のある方
・伊那谷の農や森、自然に興味のある方
・伊那谷の素材で商品開発をしてみたい方
・こんなキーワードに惹かれる方 → ノンアルドリンク、ミクソロジー、テロワール…etc
丸谷阿礼 / オチャジカンパニー
石川県のお茶屋生まれ。2024年伊那谷に移住。「お茶時間から、いい風を」をモットーに、地域の素材を活かしたティー商品づくりやワークショップなど、お茶の魅力を届ける活動を始めたばかり。 日本茶インストラクター 16期。
黒岩 麻衣 / 森の素材ラボ
長野県白馬村で自然と戯れて育つ。2021年に森のある日常をつくる実験室「森の素材ラボ」を発足、未利用材を活用した商品開発やワークショップに取り組む。森の豊かさと人の暮らしの豊かさの好循環を後押ししたいと思っている。
■共催:オチャジカンパニー、森の素材ラボ、inadani sees 運営事務局(株式会社やまとわ)
■お問い合わせ先:オチャジカンパニー
メール ochajicompany@gmail.com
Instagram(DM) https://www.instagram.com/ochajicompany/