一般的な盆栽は、木の個性に関係なく画一的な基準で同じような樹形をつくるのに対し、自然盆栽は、山の壮大な景色をそのまま切り取って小さくするように、樹木の歩んできた歴史をそのまま鉢の中に再現する特徴があります。どうしたらその個性を小さなスケールで発揮できるのか、自然を観察して、遊び心を持って再現する。自然であることに徹底的です。
今回のワークショップでは、植物や自然に興味はあるけれど「盆栽ってお堅そう、難しそう」と感じている方に向け、自然な盆栽の存在とそのつくり方についてお伝えします。
盆栽文化を通して、暮らしの中に自然を取り入れるきっかけになれば嬉しいです。
■日時:3月26日(火)13:00〜16:00(12:50受付開始)
■会場:inadani sees(伊那市西箕輪7200-27)、駐車場あり
■持ち物:汚れてもいい服装でお越しください。剪定ばさみがある方はご持参ください。
■参加費:500円(材料費)
■定員:10名
■申込方法:こちらのフォームへ入力をお願いします( https://forms.gle/j9r7v4tse8gfzdFdA )。
講師:
牧嵜 遼詩 (まきざき はるし)
信州大学農学部農学生命科学科 森林・環境共生学コース4年(2024年3月現在) 。13歳で松山園にて盆栽を習い始め、18歳で井蛙房盆栽塾に通い始める。 盆栽以外ではシダやサボテンの栽培をしている。 絵を描くことや陶芸が趣味で、現在盆栽鉢の自作を試みている。和菓子が好き。